「ドールにカントリードールのヘアをざくっと植毛」のお話

ドールにカントリードールのヘアを植毛しているのですが、記録のメモメモです。

この植毛方法は私が個人でしている作業のメモであり、
参考にしていただく際はご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

まず、作業の前の重要注意事項として、必ず眼鏡やゴーグルを着用をなさってください。
この植毛方法、作業は早いけど、針が折れる確率がかなり高いため、目を守るために是非ゴーグルや眼鏡の着用を・・。

さて、本題。

縫い付けに使っているのはドールヘア/縫い糸(色の近いもの)/縫い針としてかなり太めの針(折れるので何本か余分に。)私は毛糸のとじ針を使うことが多いです。

6センチくらいに切って5本くらいを束にしたドールヘアを表から針を刺して表に出す。止め付けていくように縫い付けています。・・・頭の中は蜘蛛の巣みたいになりますが、
このへん!と目指して針を刺して縫い止める・・・。
時折玉止めや、植毛したドールヘア同士を結んだりして、ざくざく縫いとめています。かなり適当です。

最近気に入って使っているタカギ繊維さんのツイストタイプのドールヘア。もともと細い繊維の糸の束を5束くらいを切って真ん中を縫い止めています。
リカちゃんサイズのふわっとカールのくしゅくしゅヘアにいい感じです。
ショートヘアだったら、1パックで2体くらいはなんとかとれた記憶があります。
ジンジャーという黄色いカラーはうちの男の子たちに使っています。

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小さい男の子たちには同じくタカギ繊維さんのブロンド。
ほぐしたツイストヘアを6センチくらいに切って少しずつ束にして、真ん中あたりを縫い止めていきます。
玉結びも玉止めも、くせ毛の中に隠れています。
頭の中に針を通してひと針ひと針丁寧にする全植毛と違って、玉結びも外にあります。

イメージ

リカちゃんのヘアは輸入物のカントリードールヘアです。
とにかくもつれやすいので、袋から出して6センチくらいを切っては縫いとめました。

写真の中にけっこう太い束で縫いとめているのが見えるかと思います。

リカちゃんの場合は、縫いとめた後にほぐしてぐしゃぐしゃにしました。
かわいいボンバーリカちゃんになりました。

イメージ 2

糸の束をとるのも適当、縫いとめる場所も適当、カットも適当。
適当づくしの植毛です。( ̄▽ ̄)
あまりに適当すぎるので今までご紹介できませんでしたが、もう時効(?)かと思い記録です。

耐熱サランなどをお湯パーマするよりもかなり手間がかからず、縫いとめる時間は2時間くらいです。
カットに30分見積もっても、1日がんばれば完成まで持っていけてます。

ただいつも針が折れます。
細いと分厚いのに負けて折れるし、太すぎると頭部を貫きにくいかもしれませんが、
手で抜けにくい時は頭を潰して押して刺すみたいにしたり、(この時によく折ってます。)
ペンチや指ぬきで押したり刺したり。

あまり投資をせずにチャレンジできるし、足りないところは縫い足しも簡単です。

作業しながら言っている言葉は「うりもんちゃうしええねん。自分でかわいがる子やし。」です。

以上、カントリードールのヘアを植毛しているお話でした。

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